馬場雄大選手はNBAのGリーグ(2軍)のテキサス・レジェンズやオーストラリアNBLのメルボルン・ユナイテッドに在籍していた時期がありました。
しかしながら、FIBAワールドカップ2023が行われたときは無所属でした。
今回は馬場雄大選手がなぜ無所属だったのか、また新天地は決まったのか、今までの経歴がどうかについて、詳しく調べてみました!!
今回の記事では以下の内容が分かります!
それでは最後までお付き合いお願い致します!
馬場雄大選手の経歴をおさらい!!
高校ではU-16、U-18で主力、筑波大学では61年ぶりのインカレ優勝。
馬場雄大選手は1995年11月7日生まれの27歳(2023年9月現在)富山県の出身です。
お父さんはモスクワ五輪予選の日本代表選手でした!親子ともに凄いですね!
また馬場雄大選手が富山第一高校のバスケ部に入部した際には、お父さんは監督として指導されており、オールラウンドな能力を持つ選手へと成長させていきます。
U-16、U-18日本代表でも主力を務め、全国大会上位を争う選手の中にいても、輝いていました。
そんなダイヤの原石を大学バスケ界の強豪が放っておくことはなく、関東1部に所属するほぼすべての強豪校から声がかかったとの事です!
そこで馬場選手は盟友の杉浦佑成(現・島根スサノオマジック)と同じチームでプレーできるということで、筑波大学を選びました!!
馬場選手が大学1年だった当時、大学バスケは東海大の3連覇がかかっていました!
その時の東海大には、ベンドラメ 礼生選手(3年/延岡学園高)、バランスキー・ザック(4年/東海大三高)、晴山 ケビン(4年/盛岡市立高)と攻撃的選手がたくさんいました!!
ですが、馬場雄大選手、杉浦佑成選手のビッグルーキー2人が27得点17リバウンドとその実力を発揮し、最終的には67-57で筑波大が61年ぶりの優勝を果たしました。
筑波大学在学中にアルバルク東京と契約し、2連覇達成。MVPにもなる。
筑波大学、在学中の2017年6月、Bリーグの1部であるアルバルク東京と契約をします。
新人の2017ー18シーズン、2年目の2018ー19シーズンともにBリーグで優勝し、2018-19シーズンのプレイオフでは富樫勇樹率いる千葉ジェッツと対戦し、12得点、12リバウンド、6アシスト、2スティールを記録してMVPを受賞しました!!
海外挑戦、NBAへの壁が立ち塞がる!
2019年7月、NBAのダラスマーベリックス一員としてNBAサマーリーグへ挑戦し、9月19日、マーベリックスと「エキシビット10」契約(キャンプ参加とプレシーズンゲームに出場する契約)が正式に発表されました。
Bリーグ出身者で初のNBA契約選手となりました!!
その後、マーベリックス傘下のGリーグ(NBA2軍)チーム、テキサス・レジェンズと契約、41試合に出場し、1試合平均19.6分出場、6.3得点、2.6リバウンド、1.3アシスト、1.0スチールを記録しますが、中々、ダラス・マーベリックスとの本契約は結べませんでした…。
オーストラリアでも武者修行を積む!!
2020年7月、オーストラリア・NBLのメルボルン・ユナイテッドと契約しました!
2020-2021シーズンは30試合に出場、メルボルンのNBL制覇に貢献し、優勝メンバーとなり、チームのディフェンシブプレーヤーオブ・ザ・イヤーにも選ばれました!
その後も、テキサス・レジェンズ、メルボルン・ユナイテッドを行き来することになります。
馬場雄大選手はなぜ無所属だったのか!?
結論から言うと、NBA選手になりたいという明確で強い目標があったからです。
先に挙げた通り、馬場雄大選手の実績は日本では本当に称賛されるものです。
海外挑戦をしたメルボルン・ユナイテッドでのNBL制覇を持ってしても、やはりNBAからの声は中々かからないものでした。
3年前のサマーリーグとは「全然違う体験」
2022年、26歳になった馬場雄大選手はゴールデンステイト・ウォリアーズNBAサマーリーグに出場しました。
馬場雄大選手曰く、『自分では24歳ぐらいのつもりでも、実際にはチームの中で3番目に年長の26歳。若手の登竜門の場として、経験の浅い20代前半までの選手が中心となるサマーリーグで、自分はもう若手とは見られなくなっていることに気づかされました』と言っていたそうです。
また今回はタイミング悪く途中の練習で腰を痛めたこともあって、出場機会は限られ、結局、出場したのは8試合中4試合でした。
ファンを沸かせるプレーを見せた場面もあったが、全体としては思ったようなプレーができず、不完全燃焼のままサマーリーグを終える事になります。
何度も言いますが、馬場雄大選手であればヨーロッパリーグや中国、台湾など、どこの世界からでも声がかかり、チームに入団出来る可能性は高く、日本にいれば、どのBリーグチームに行ってもエースとしてなり得る存在です。
ですが、やはりバスケ界の最高峰であるNBAは狭き門であり、それでもその場所に行きたいという強く、大きな目標があるからこそ、決して待遇がいいとは言えない環境で挑戦を続け、FIBAワールドカップ2023でも敢えて無所属という形でアピールを続けていたんですね。
馬場雄大選手の新天地は決まったのか!?
そんな中、2023年9月26日、ビッグニュースが入ってきました!!!
Bリーグの長崎ヴェルガに馬場雄大選手が入団決定!!!!!
馬場雄大選手は長崎ヴェルガ入団会見の際に、ご自身が世界最高峰の舞台であるNBAを目指す夢をあらためて強調した上で以下の理由に挙げていました。
Bリーグに戻ってくることになったからには、チームとして優勝を目指してやっていきたい」と語り、これまでも公言してきた“世界最高峰の舞台”NBAを目指す夢をあらためて強調。「環境面であったり、伊藤拓摩GMをはじめ長崎ヴェルガで働いてくださっている方々など、アメリカのバスケットボールで経験を持っている方も多い。パリ五輪に向けて1年弱、このチームが最も自分が成長できる環境だと思い、選ばせていただきました。
引用元:Basketball King
またその他にも馬場選手からはコメントがあります。
「僕の目標、ゴールは全然変わっていません。NBA選手になるためにやっていますし、そこはこれからも変わらないです。環境面も含めて、ヴェルカはGリーグ(NBA傘下リーグ)に負けない環境がここでも得られると思って選んだ選択でもあるので、それに関しては自信を持っています」
引用元:Basketball King
改めて、長崎ヴェルガに入団はしたけど、ご自身の目標はあくまでNBA選手になるという事。
その為には、環境がGリーグにも負けていない長崎ヴェルガは最良の選択だったという事が見受けられますね!!!!
まとめ
いかがでしたでしょうか!?
馬場雄大選手が如何に、日本においては素晴らしく才能がある選手だという事、ただそれでも世界最高峰のNBAの壁は高い!!!!!という事がお分かりになったかと思います。
それでも馬場雄大選手のNBAに行きたい!!!!という強い気持ちも感じることが出来ました。
馬場雄大選手が率いる長崎ヴェルカの開幕ゲームは10月8日、相手は昨シーズン東地区で優勝したB1屈指の強豪であの富樫勇樹選手が率いる「千葉ジェッツ」です。
本当に今年は日本バスケ界からは目が離せないと思います!!
皆さんもBリーグ、バスケ日本代表、NBAを応援して、盛り上げていきましょう!!!
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