田中力選手も日本を背負う一人だと思います!
今回は、横浜ビー・コルセアーズに所属する田中力選手について深堀りしていきたいと思います。
田中力選手は、2017年に史上最年少で日本代表候補に選ばれた逸材ですが、その後、アメリカの名門スポーツ選手育成校であるIMGアカデミーに進学しました。
しかし、高校卒業まで1年を残して同校を辞めてしまいました。
一体、何があったのでしょうか?
今回はそんな田中力選手について、改めて深堀りしてみました!!
この記事では以下の内容が分かります!
・田中力選手がIMGをやめたえぐい理由は何!?
・田中力選手が現在、Bリーグでの活躍している件についても調査!!
田中力選手のプロフィール
- 生年月日:2002年5月4日
- 出身地:神奈川県横須賀市
- 身長:188cm、体重:85㎏
- ポジション:ポイントガード
- 出身中学:横須賀市立坂本中学校
- 出身高校:IMGアカデミー⇒高校3年ハワイのカフク高校
※コロナ禍のためシーズンが中止。その後はベリタス・プレップアカデミー - 出身大学:ベテル大学
- 所属チーム:横浜ビーコルセアーズ
- 両親:アメリカ人の父親と日本人の母親
アメリカ人の父、日本人の母を持つ田中力選手は、小学4年生から横須賀でバスケを始めました。
チーム全体で87点のうち85点を取った伝説の試合は、今でもミニバス界隈では逸話として語り継がれていますね!!!
坂本中学時代では関東大会で強豪・梅丘中学(東京都)に惜しくも敗戦し、最終学年時にはU15横浜ビー・コルセアーズに所属しています。
2017年には15歳5ヶ月という史上最年少でバスケ日本男子代表の候補にも選出されています。
田中力選手がいたIMGアカデミーとは?
IMGアカデミーとは、フロリダ州にある世界有数のスポーツ選手育成校です!
テニス、ゴルフ、サッカーなど様々なスポーツの分野でトップレベルの指導を受けることができます!
もちろんバスケットボールの分野でも、NBAやNCAAの有名選手やコーチが訪れることもあり、東京ドーム約50個分の広大な敷地を持ち、最新の設備や環境でプレーすることができます。
また、学業も充実しており、優秀な大学への進学も可能です。
そんなスポーツ界の超エリートが集う場所に田中力選手は単身で向かう事になります。
田中力選手がIMGアカデミーを選んだ理由
田中力選手は、16歳で単身アメリカに渡りました!!
小学6年生の頃にYouTubeでIMGアカデミーを観てて家で冗談半分で「俺ここ行くわ」って言ってたら本当に来てしまったようです!!!(笑)
まさに有言実行ですよね!!
彼は、日本ではなかなか得られない本場のバスケットボールを経験したいという思いが強く、また、将来的にNBAやNCAAでプレーすることを目指していたので、その最短ルートを行くことを決心します。
田中力選手がIMGアカデミーを辞めたえぐい理由
ですが、田中選手はIMGアカデミーで思うような結果を残すことができませんでした。
IMGはスポーツに力を入れる高校なだけあって、男子チームがレベルに応じて7つあります!!
その中でも田中力選手がが入った「ナショナルチーム」はその頂点のチームでした!!
さすが田中力選手ですね。最高ランクにいるだけでもえぐいです。
ロスターのほとんどは上級生選手たちで、全米ランキングで上位に入る評価を受け、すでにNCAA強豪校への進学が決まっている選手も多いとのこと!!
そんなホンモノばかりの選手に混じっての練習では、今まで自分がめちゃくちゃ得意にしている!!と思っていたことでも、うまくいかないことの連続だったそうです。
田中選手はIBMに行き、アメリカと日本のバスケの違いについて以下のように語ってくれています。
プレースタイルが全然違います。日本は速攻、速攻で、アメリカも速攻はあるんですけど、セットプレーなんかでIQの高いバスケをします。アメリカでは中学・高校からプロみたいな意識で頭を使ってやってます。あとはフィジカルですね。パスが通ると思ったら全然無理だったり、ここシュートを打てると思っても全然無理だったりで。
引用元: 引用元:株式会社プランB
また田中力選手自身のポイントカードとして足りない所についてもコメントしてくれており、日本とアメリカのバスケの肌感覚の違いを目の当たりにしていますね。
リーダーシップですね。ガードの声の掛け方とか、日本ではそうならないんですけどこっちではディフェンスで問題があったりしてもガードの責任になるんですよ。練習や試合を仕切らないといけないし。指揮者みたいな感じですね。
引用元: 引用元:株式会社プランB
そんな苦難の連続ばかりで、IMGを辞めた理由の一つには精神的なストレスもあり、食事も喉を通らないほど悩んだこともあったそうです。
また、新型コロナウイルスの影響でシーズンが中断されたことも原因にもあります。
そこで彼は、自分に合った環境を探すためにIMGアカデミーを辞める決断をします。
その後、ユタ州に渡ってトレーニングをしていた時に全米大学体育協会(NCAA)1部(以降DⅠ)のユタ大学からオファーを受けたものの、パンデミックがNCAAに与えた影響などで機会を逃した。
コロナ禍のパンデミック時期は、本当に何をするにしても動きを止められてしまい、この若さで単身アメリカに挑戦をした田中力選手にはえぐい苦難の連続でしたね。
最終的にNCAAと異なる組織であるNAIA(全米大学運動選手協会)のベテル大学への進学を決意し、その後、2022-23シーズンは1試合平均14.2得点3.6リバウンド2.9アシスト1.1スティール成績を記録しています!!!
田中力選手がついにBリーグへ帰ってきた!
そんな田中力選手ですが、U15に所属していた横浜ビーコルセアーズに帰ってきました!!
9月27日に横浜ビーコルセアーズの練習生として合流することがクラブの公式SNSで発表されたことを見て、私もついにかと驚きを隠せませんでした!!!
アメリカで数々の苦悩を経験してきた彼が、日本で素晴らしいプレーを見せてくれることはまず間違いないですし、所属する河村勇輝選手の助けにも必ずなると思います!!
そんな田中力選手ですが、2023年10月29日(日)の広島ドラゴンフライズ戦でついにB1デビューしてくれました!!!
スタッツ的には出場3分41秒、2得点、3アシストでしたが、会場が負けている重苦しい雰囲気の中で、フレッシュな風が舞い込んたかのように一気に明るくなりましたね!!!
・Bリーグでのデビューと初得点の様子!!!
・Bリーグでの初アシスト!!
まとめ
いかがでしたでしょうか!?
今回は今後のバスケ日本男子には欠かせない河村勇輝選手と並ぶ若手、田中力選手について紹介させて頂きました。
田中力選手がIMGにいた頃は、コロナ禍という事もあり、本当に苦しい時期だったと思います。
いつまでも最終目標であるNBAの夢を諦めない彼ですが、今後はBリーグに帰ってきてくれたので、
そんな彼を皆さんで精一杯応援出来たらなと思います!!
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