パリ五輪が待ち遠しい!!!
バスケ男子日本代表はFIBAワールドカップ2023ではNBAオールスターのマルカネン率いるフィンランド相手に、歴史的な大勝利を納めました。
その後も快進撃は続き、アジア1位で見事パリ五輪への切符を自らの手で掴み取ることが出来ました!
パリ五輪まで1年を切った今。
バスケ日本代表のトム・ホーバスHCは果たして誰をパリ五輪のメンバーとして誰を連れて行くのか、徹底調査し、考察しましたので、是非最後までお付き合い下さい!!
バスケ男子日本代表、パリ五輪出場本当におめでとう!!!
2023年9月2日、沖縄アリーナの観客はこれまでに無い程、熱く盛り上がっていました!
2勝2敗で大会の最終戦を迎えた日本代表は勝利すればアジア1位に与えられる『2024パリ五輪』への切符を獲得出来る非常に重要な一戦でした。
相手はFIBAランキング64位のカーボベルデ代表。日本代表は第3Qの途中まで、73-55と最大18点差を広げ、明らかな楽勝ムードが会場にも流れていたが、第4Qの残り1分12秒には74-71と3点差までに詰め寄られました!
それでも渡邉選手と共に出ずっぱりなジョシュホーキンソン選手が、3点プレイをもぎ取り、リードを許さず、80-71で試合に勝利しました!!
本当に勝ちたいと思う気持ちが強かったし、今回のバスケ男子日本代表は自分達の力を最後まで信じて戦っていたと思います!
そんな最高の戦いを終えた後、次のパリ五輪ではどんなメンバーをトム・ホーバスHCが選出してくるのか見ていきましょう!!
【2024年パリ五輪】バスケ男子日本代表のメンバーを予想!
PG(ポイントガード)部門
河村勇輝、富樫勇樹の2人で間違いないのではないかと思います。
富樫勇樹(千葉ジェッツ)
まずは富樫勇樹選手ですが、30歳、167cm、65kg日本人初のBリーグ1億円プレーヤーになりました!
富樫選手はBリーグ2022-2023では15.0点(42位)、3Pが34.6%(99位)でした。
ずば抜けて、得点力があるという訳ではないと思いますが、持ち前のクイックネスと勝負所でシュートを決めきるという強靭なメンタルの持ち主で所属チームの千葉ジェッツを何度も救ってきました!
Bリーグにおいて、2018-19シーズンではMVPも受賞しておりますし、2016年からずっとBEST5にも入ってきています。FIBAワールドカップ2023ではキャプテンにも選ばれ、プレー面、メンターとしても活躍してました!
今後のパリ五輪でも富樫選手の活躍は期待出来ます!!
河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)
河村勇輝選手は高校時代バスケの強豪である福岡第一で、ウィンターカップ2連覇を達成した輝かしい成績を持っていますね。
高校卒業後、進学先の東海大学でもすぐさまプレータイムを勝ち取り、1年目からインカレ優勝に貢献。だが2022年3月3日、河村勇輝選手はプロ選手として歩んでいくことを発表しました。
それに伴い、東海大は2023年3月31日をもって中退もしています。
その理由はすべては日本代表の司令塔になるためで、河村選手からは「日本を代表するポイントガードになり、2年後のパリオリンピックに出場することが僕の目標です」と語られています。
FIBAワールドカップ2023のフィンランド戦では、大逆転劇の立役者といっても過言ではない程の活躍で、NBAオールスターのマルカネン選手との1vs1でも3Pを決めるという快挙を成し遂げています。
小柄な河村選手でも世界で通用する事を存分に証明出来た素晴らしい大会でした。
そんな彼はパリ五輪のスタメンPGになると私は予想しています!!!
また河村勇輝選手は今後NBAにもトレードされるかもしれませんよね!!
今後も彼の活躍に期待ですね!!
SG(シューティングガード)部門
・比江島慎(宇都宮ブレックス)
FIBAワールドカップ2023のベネズエラ戦の4Qで、比江島選手は大爆発して、勝利することが出来ましたね。
何と3Pシュート成功率6/7の83%で、23得点の大活躍!!!
この日、リズムに乗った比江島を止める事が出来る選手はベネズエラにはいませんでした。
正直、私の超個人的な意見ですが、FIBAワールドカップ2019でのアメリカ戦での比江島選手はフィジカル、メンタル面でもアメリカに負けており、この先この選手は世界での大舞台では厳しいのでは…とも思ってました。
ですが、彼はこの4年間腐る事無く、練習を重ね、B.LEAGUE FINALS 2021-22では見事、5シーズンぶり2度目のリーグ優勝を果たし、本人もMVPを獲得しましたね。
そんな比江島選手もパリ五輪の時には34歳。
最年長としてのメンター的役割、またトップスコアラーとしてもまだまだ活躍してくれることを願っておきましょう!!
FIBAワールドカップ2023で披露してくれたセレブレーションも合わせてチェックしてみて下さい!
・富永啓生(ネブラスカ大学)
つづいては、河村勇樹選手と同世代の富永啓生選手。
彼の持ち味としては何と言っても、3Pシュート。
3Pラインから1m近く離れて打つディープスリーをガンガン打ってくる選手で、身長が高くやウイングスパンが長い欧米諸国の選手が相手でも中々、小柄な188cmな彼を止める事は出来ません。
そんな彼は和製カリーと巷では言われており、本家のステフィンカリーからもX(Twitter)でツイートされるほどです。
FIBAワールドカップ2023のカーボベルデ戦では、徹底マークにあいながら、3P成功率75%、6本連続で3Pを決めるなど22得点の活躍。勝利することが出来ました!!
パリ五輪でもさらに飛躍した富永選手を是非とも見たいものです!!
また彼は河村勇輝選手とも非常に仲が良いので、以下記事も併せていかがでしょうか!?
熊谷ジェイコブス昌(横浜ビー・コルセアーズ)
熊谷ジェイコブズ晶(あきら)選手は、19歳、203cmとまだまだ若手ですが、NBAのグローバルアカデミーに所属しており、将来を嘱望される逸材です!
お父さんがアメリカ人という事もあり、アメリカ育ちのジェイコブズ選手。
日本にその名が知れ渡るようになったのは、横浜ビーコルセアーズのU18に加入した2021年の時でした!
2020-21シーズンには、当時17歳7ヶ月というBリーグ史上最年少記録でデビューを果たしました!
またNCAAディビジョン1のハワイ大学に進学予定で、同大学からは『シュート確率、身長があってシュートが出来るのが大きい!その他にもハンドリングなどのスキルのポテンシャルが高い』と高評価を受けています!
どうしても日本は世界で見ると平均身長が低くなりがちなので、203cmのオールラウンダーであるジェイコブズ晶選手の期待は高まります!
早ければパリ五輪にも選ばれるのではないかと思います!
SF(スモールフォワード)部門
・渡邊雄太(メンフィス・グリズリーズ)
渡邊雄太選手と言えば日本人で2人目のNBAプレーヤーですね!!
2023-2024シーズンでは元同僚のケビン・デュラントがいるフェニックスサンズへ入団が決まりました。
デビン・ブッカーや八村選手の元同僚であり、元ワシントンウィザーズのスーパースターであるブラッドリ・ビールも加わることになり、悲願の優勝を狙います!!
渡邊雄太選手と言えば堅実なディフェンスができ、優れた3ポイントシューターであることを意味する『3&D』の選手ですね!!
ブルックリンネッツ時代では、持ち前のハッスルプレーと誰が相手でも全力で行うDF、また3Pでは驚異の57.1%まで確立を上げチームに貢献してました。
チームメイトで3P名手であるジョーハリスやセスカリーからも一時期は自らが打たず、渡邊雄太選手にボールを回すという程で、見ている日本人NBAファンにはたまらない時間でしたね。
そんな渡邊雄太選手は間違いなく、パリ五輪のスタメンとなるでしょう!!!
早くパリ五輪での渡邊選手を見たいものですね!!!
・馬場雄大(長崎ヴェルガ)
馬場雄大選手は2023FIBAバスケットボール男子日本代表の12人で唯一、無所属の選手でしだ。
昨季はNBA下部のGリーグ、テキサス・レジェンズでプレーしましたが、中々思うように結果を残す事が出来ずでした。
日本にいれば、どのBリーグチームに行ってもエースとして1億円単位の報酬が得られるのに、馬場選手はNBA入りを目指すという目標で厳しい環境で挑戦を続けています。
そんな彼の代名詞である豪快なダンクは「BABA BOOM」と呼ばれ、海外でも評価されています。
その中でトムホーバスHCマンツーマンで練習を行い、プレースタイルの変更にも着手し、3Pシュートを重視する”シューター”へと変化をしていっています。
パリ五輪でスタメンにはならないかもしれませんが、シックスマンとして流れを変えてくれる選手でもあるので、今後の馬場選手にも注目ですね。
PF(パワーフォワード)部門
・八村塁(ロサンゼルスレイカーズ)
日本人における渡邊雄太選手と同じくNBA選手の1人である八村塁選手。
FIBAワールドカップ2023は自身の今後のNBAキャリアを優先すべく所属するレイカーズにおいて、オフシーズンは技術・メンタルを鍛えていたとの事。
自身もワールドカップに出るかは迷ったはず。これまでずっと日本代表を最前線で牽引してましたもんね。彼の今回の決断に誰も文句は言えないと思います。
そんな彼は日本代表の課題である、PF、Cが不足している点においていなくてはならない存在です!!
2022-2023シーズンのレイカーズでは自身二度目のプレイオフでついにその才能が開花したと言っても過言ではない活躍でした!!
もう彼の良い試合を上げたらキリがないですが、2022年のプレイオフ1回戦のグリズリーズとの1戦目。同チームの2代エース、レブロン・ジェームスとアンソニーデイビスを押しのけて、チームトップの29点と爆発!
ベンチスタートからの出場で29得点は、1988年のマイカル・トンプソンと並ぶプレイオフでの球団最多記録タイとのことです。
彼がパリ五輪に出場出来るとなると、間違いなく日本歴史史上の最強チームが出来ると確信します。
今後の彼のNBAでの活躍にもさらなる期待が出来ますし、是非ともパリ五輪への出場も見たいです!
C(センター)部門
・ジョシュ・ホーキンソン(サンロッカーズ渋谷)
2023年2月6日付けで、ジョシュ・ホーキンソン選手が日本国籍を取得すると、2月23日に行われたW杯予選のイラン戦からトムホーバスHCは早速起用しました。
ホーキンソンは身長208cmのビッグマンだが、機動力とシュート力を兼ねそろえています。
NCAAディビジョンIのワシントン州立大時代には、3年連続で一試合平均10本以上を記録するなど、リバウンドでも大きく貢献できるのが彼の最大の強みです!!
日本代表デビューとなったイラン戦では、23分28秒の出場時間で17点、11リバウンド、4アシストのダブルダブルも記録し、日本が96対61で大勝する要因にもなりました!!
また今回のFIBAワールドカップでも、世界のNBA選手にも全く引けを取らず、フィンランド戦では28得点、19リバウンド、オーストラリア戦では33得点、7リバウンド、カーボベルデ戦では29得点、7リバウンドと大活躍をしました!!
本当に彼がいないと今の日本代表は機能しないと言っても過言でないぐらいの活躍で、ワールドカップの最終戦では、渡邊雄太選手と出ずっぱりでした。
パリ五輪でも彼の活躍が待ちきれないですね!!!
・川真田絋也(滋賀レイクスターズ)
今後、男子バスケ日本代表のキーパーソンになる可能性を秘めている川真田選手ですね。
身体を張ったディフェンスやスクリナーで強い存在感を示し、リバウンドも強い選手です!
ただ、どうしても世界の舞台で戦う為には総合的なレベルの差、中でもフィジカルの差が世界の壁として立ちはだかっていますね。
川真田選手もその点は自覚されており、今大会であるFIBAワールドカップでの経験は今後のパリ五輪に絶対に繋がるものだと思います。
今はホーキンソン選手の次の2番手となる序列ですが、少しでもホーキンソン選手を休ませて上げられることが出来れば、パリ五輪での1勝、2勝が近づくと思います!!
川真田選手も『彼に任せっきりではなく、もっと試合に出てジョシュを助けたい。僕のプレータイムが増えれば、ジョシュも楽ができます。』と力強いコメントを残しており、今後の彼のレベルアップが日本代表の底上げになることは間違いないですね!!!
パリ五輪のバスケ男子日本代表は歴代最強!?
結論、パリ五輪のバスケ男子日本代表は歴代最強になると思います!!
先に挙げた選手は本当に良い選手ばかりですし、ヘッドコーチのトムホーバスもまた最強です!
一応、歴代最強メンバーの中でスタメン(赤文字)は以下の通りだと踏んでいます!!!
- PGは河村勇輝、富樫勇樹
- SGは比江島慎、富永啓生、熊谷ジェイコブス晶
- SFは渡邊雄太、馬場雄大
- PFは八村塁
- Cはジョシュホーキンソン、川真田絋也
上記で10名ですが、パリ五輪の登録選手は12名ですので、SFに田中力選手、PFに川島悠翔選手、などが入ってきたらさらに面白くなりますね!!!
残り1年もないパリ五輪ですが、今後の日本バスケ界の動きが楽しみで仕方がないです!!
まとめ
いかがでしたでしょうか!?
2024年パリ五輪のバスケ男子日本代表のメンバーは間違いなく歴代最強のメンバーになると思いますし、寧ろこのメンバーで勝てなかったら、世界との差は本当に広いと思います。
ですが、2023FIBAワールドカップで、日本も戦うことが出来たと私は十分に感じますし、今から今のメンバーの皆さんを信じて、私たちもしっかり応援して行きましょう!!!
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